コンテンツ制作をざっと4つのパートに分けるとしたらこうだ。たとえばHTMLメールなら–− [1]企画→原稿作成→ラフ作成→→デザインチェック・修正指示 [2]デザイン→コーディング [3]配信設定 [4]効果測定 これまで[1][3][4]をひとりでやってきた。だけど今は[1]だけになった。 [2]はデザイナーに頼むとしても、[3]が意外に重い。計測タグを発行したり、全リンクをかちかちチェックしたり、多部署と配信時間を調整したり。集中力を要する、地味で時間のかかる作業なのだ。 今週、先輩社員が配信システムの説明を始めんとしたとき、主任のストップがかかった。「タソさんはクオリティ(をあげること)に集中してもらうから、配信設定はやらなくていいよ」と(!)。[4]はそもそも解析士が何人もいて、毎朝フレッシュなデータを報告してくれる。 先日は業務が立て込んで90分残業した。だからなのか、ひとつのタスクを先輩が引き取ってくれた。「最初から仕事振りすぎてごめんね」の言葉とともに……(たった90分の残業で?)。入社直後の今だけかもしれないけど、クオリティ向上に集中できるって最高だ。そう、入社直後に取り掛かった制作物が木曜にリリースされた。KPIを達成して、ひとまず安堵。
転職半月、8つのルール
どの組織にもさまざまな慣習があると思う。入社して出会った「弊社の」ルール。 [1]チャイムが鳴る 9時・12時・13時・15時・15時15分・17時に鳴る。学校なの!? と思ったのは最初の数日、すぐ慣れた。学校教育の刷り込みか。 →◎時間の意識が高くなって効率がいい気がする。働きすぎも防止できると思う。 [2]昼休み時間が全社一律 仕事モードで話しかけたら食事中の相手がもぐもぐしながら顔を上げることもない。休みはきっかり一時間。チャイムが鳴れば即仕事。 →◎昼休みに外出する社員はほとんどいない。配達・持参弁当がほとんど。 [3]好ましい昼寝文化 両隣が休憩時間になると机に突っ伏して寝る人なのでこちらも遠慮なく昼寝ができる。昼寝用クッションも買って満喫中。 →◎緊張しているからか睡眠時間が充分でも日中眠気に襲われる。 [4]午後の15分休憩…
転職、3日を終えて
渋谷駅でバスに乗り換える通勤経路。朝は続々とバスがやってくるし、明治通りの渋滞もないしでひと安心。だけど初日はバス停ひとつ行き過ぎた。 会議室に集められた中途入社社員7名、スーツを着ていないのは私だけだった。給与振込口座の開設(こうして転職のたびに繁殖する銀行口座)と就業規則の説明。その後近隣の病院にぞろぞろと移動して健康診断を受けた。コンクリートの照り返しで喉元までせり上がる熱気。採血とレントゲン。 その後は各自配属部署に移動(同じ部署に同期はいなかった)。到着するや否や挨拶行脚で、別のフロアで同じ挨拶を4回もやった。昼は予約済のイタリアンレストランでウェルカムランチをご馳走になる。長い午前が終わる。 配属はマーケティング部某課。採用面接ぶりに会った課長はIT施策の中心人物だった。人柄は穏やかでも頭の中はアグレッシブ。初日から今後のIT戦略に関わる重めの会議があった。メンバーからアイデアが次々と飛び出し、黙って会議を終える人はいなかった。この会社は話が面白い。ありていにいえば転職成功、の予感。
明日から新しい会社(2018ver.)
スイヨービこなけりゃいいのに。スイヨービやだなー。と思い続けていた水曜日がついに明日になった。8月1日(水)は転職先への入社日である。 有給消化のこの一週間は、帰省先の静岡から鎌倉へ行き、友人宅に2泊させてもらった。折りしも土曜日は台風で材木座海岸には海水浴客もおらず海の家も臨時休業。翌日は台風一過の晴天でボディボードができた。一丁前にサーファーに混じって波待ち。砂浜に寝転んで全身砂だらけで夕焼けを眺めた。夏休みだ。 だけど自宅に戻ったら一気に現実が戻ってきた。昨日美容院で「働きたくないなア」とぼやくと「入りたくて(転職活動を)頑張ってたのにね」と笑われた。そうだった。私はあの会社に入りたかったのだ。その1時間後、心療内科でも不安を訴えたけれど、このハリハリする気持ちは私の習性と受け入れるしかない。 違う電車に初めてのバス。起床時間も早くなる。洋服も準備しないと。最初くらいハイヒールを履く? ああもう。
後輩SJのこと
私には部下がいなかったが武蔵美の後輩ならいた。所属部署は違うものの、私の仕事は彼女の協力無くして成り立たなかった。私が描いたコンテンツラフをSJ(新卒入社3年目)がデザインに起こしてくれる。 作業中は頻繁に私の席にデザインを見せにくる。「……なんかダサいな」「やっぱそうですよねわたしも思いましたどこが悪いんですかね!」「SJよ、逆ギレか」「わかんなくなっちゃいましたもう。。」の問答で周りから笑いが起きる。 ともあれ。私はいつも「その情報に触れる人にどんな気持ちになって欲しいか」を話すようにしていた。好まれる色合いや押されやすいCTAを模索するうちに、SJは “清潔感があって売れそうな” デザインを(時々)上げるようになった。売上も右肩上がりに伸びた。我々は部署の壁を実績で崩して名コンビになった。 そのSJも来月退職する。職務経歴書を代筆したのはここだけの話だけど、希望を叶えられそうな企業に出会えたようだ。面接官は以前から弊社のコンテンツを見ていたらしく「面接でデザインほめられました!」と小鼻を膨らませていた。 先日の送別会では「タソさんとの仕事はいつもほんとうに…楽じぐでぇ……グェ!」と嗚咽しながら贈る言葉をくれた。家が近所なので井の頭線で一緒に帰った。週末、吉祥寺のドラッグストアで私とSJの転職先の商品が隣り合っているのを見て、その写真をLINEで送った。
退職しました(二〇一八)
金曜日は私の送別会だった。5度目の転職にして、初めての。好物の餃子の店を選んでくれ、大きなプレゼントと花束を貰い、チョコペンで「タソさんお疲れ様でした!」と描かれたデザートまで出現した。最後まで組織に馴染めなかったけれど、私は仲間に恵まれていたのだ。笑い過ぎて声がかすれた。 乾杯のあと、ひとりひとりに簡易なプレゼントと小さなカードを渡した。相手とのエピソードを思い出しながらメッセージを書くのは楽しかった。一旦は当たり障りなく書き終えた部長のカードは、渡す直前に書き直した。―会社の宝は目の前に居る社員です。個性を認めて柔軟で強い組織を。正しい熱量を持った人が活躍できるように。 1年9ヶ月での退職は早かったかもしれない。確かに不満は多かった。だけど、この会社に貰ったチャレンジの機会やマーケティングの知見は私の宝だ。日々のライティングは学びと喜びに満ちていたし、この歳になってやっとやりたい仕事のピントが合ったと思った。 得たものの大きさを考えれば、ストレスに悩まされた日々も注いだ情熱の代償といつか穏やかに振り返れる気がする。ありがとうみんな。さよなら恵比寿ガーデンプレイス。
最高な夏の3品
通院で渋々外出したのは4日前、それ以降は自宅に籠っています。今日の最高気温は37.8度。NHKの画面には「熱中症厳重警戒」の大文字が貼り付いてアナウンサーは「命に関わる危険な暑さ」と言っています。帰省すると言ったのに放ったらかしでおばあちゃんから電話が来ても「暑くて外に出えられん!」と嘆く孫です。ああ、実家にも帰らず終わる5連休。 とはいえ我が家は快適。この猛暑はお籠りの格好の理由にも思えます。今日は今年購入したばかりの夏の品々をご紹介します。 Dyson Cool AM07 身体に悪影響と冷房を毛嫌いしたのも今は昔。平成最後の夏、現代は冷房と扇風機の併用が新常識です。自分への誕生日プレゼント名目で買った羽根なし扇風機。タワー型で省スペース、さっと拭くだけできれいが保てて最高なんですけど。ウルサイというレビューがついて回るダイソンですが、静かな環境を好むヨルさんにも受け入れられています。 アイス枕用カバー ベッドに仰向けになり、アイスノンを首筋にあてながらの読書は至高のひと時。だけど、包んだタオルもベッドも濡れるし日々の洗濯物が増える。そこで専用カバーを使ってみたら、湿らないし、臭わないし、脱着もらく! 洗ってもものの10分で乾いちゃう。ありがとうポリエステル。 麻100%敷きパッド シーツ、掛布団・枕カバー、薄掛け。寝具周りを麻素材に統一すべくこつこつ買い集めてきました。マットレス上の綿の敷きパッドに熱がこもる気がして、麻100%のものに変えたらシャリっとした肌触りがやみつきです。思わず身体をクネクネ擦り付けてしまう。
退職まであと一週間
出勤するのはあと2日。今週の会議はなんとなく頷いてやり過ごした。システム導入に来期の予算、どんなハナシも他人事に思える。眉間に力を込めて無関心をごまかしていると、隣の社長室から不快な高笑いが聞こえた。あなたに愛想を尽かした社員がまたひとり居なくなるよ。 退職が迫るとランチに誘ってくれる人も現れる。新旧のチームメイト、同郷の派遣社員、後輩たち。それと後任者。6月に入社したばかりの彼はラップトップを抱えて頻繁に私の元にやってくる。作業の引き継ぎ以外に伝えることは結構ある。運用テーマ、ペルソナ、KPIは会議室で。メディアに込める想いやうまい社内の立ち回り方はインドカレーを食べながら話した。 私はこれまで送別会を開いてもらったことがない。送別されるのも、するのも苦手だ。残る価値を見いだせなかった会社に残る人と何を話せばいいのかわからない。退職理由を正直に話せば後味が悪いし、上っ面の会話はつまらない。だけど今回は世話焼きのチームメイトが送別会を開いてくれることになった。さすがに寄せ書きは辞退したけれど。
相性ばつぐん
翌日は身体が格段に楽だし、「今日のタソさん、穏やか……」と驚かれるほど存在がマイルド化する(らしい)。良いコンディションは良いコミュニケーションを生む。ふむふむ、私と鍼の相性はばつぐん。 されど悲しいかな、不調はじわじわと復活。息苦しさ、首・肩のコリ、背中のハリ、倦怠感で顔も歪む。駆け込む時は満身創痍だ。施術着に着替えてうつ伏せになり、全身に鍼を入れていく。鍼を電極に繋いで10分ほど通電。ビクンビクンと電気を受け止める快感。お次は仰向け。頭頂や眉間にも鍼を入れてまた通電。 この鍼灸院は都心にありながら価格も良心的(80分6,500円)だし、施術も丁寧。だから予約が取りづらいのは仕方がない。仕事を辞めるので7月下旬は恵比寿に来ないと言うと、先生(男性)は表情筋を大きく動かして「そんな時はネ、暑い中わざわざ来るよりモ、おうちで猫ちゃんとゆっくり過ごしたほうがいいですヨ」と商売っ気がなくて面白い。ヨルさんは遊んでくれないと思うけど。
2018年の転職活動まとめ
タイム・ハズ・カム 胃にポリープが1ダースもできるし過敏性腸症候群も治らないし。毎日薬を13錠も飲んでいる時点で会社との相性が悪いのは明白だ。 それでも転職を先送りにしてきたのは、今のキャリアを半端と感じていたがゆえ。実績を積むまでは会社に留まらなければと思っていた。なんといっても転職活動は面倒くさい。2年前も大変だったじゃないか。 そんな私が転職活動に手をつけたのは4月の組織改編がきっかけだった。首を傾げる新体制の施行により、やり甲斐を感じていた業務を手放さざるを得なくなった。身勝手な社長の思いつきに振り回され、誰も異を唱えられない組織はいよいようんざりだ。時は来た。 I'm at JR 渋谷駅 – @jreast_official in 渋谷区,…









