さて、レースにはつきものの関門封鎖。フロストバイトでは12.8km(8mile)を100分以内に通過しなくてはならない。号砲からスタートゲートをくぐるまでに10分かかるとしたら、1キロ7分ペースで走らねばならず、普段の練習ペースがノロい私は危うい。
前回、ハーフマラソンを舐めていた私はまんまと関門でバスに収容された。今度はまったくの練習不足で今の体では12.8km走るのがやっとだろう。私は「関門までは走るよ」と周りに宣言した。そんな自分を((ダセエな))と思いながら基地内を走っていた。関門閉鎖ぎりぎりのペースで。
早く収容バスに乗りたかった。なのに走れど走れど関門がない。時々見かけるバスには人気がない。陽に焼けた頬がヒリヒリして脚が痛い。給水場所を調べようとiPhoneを取り出すと、しょうちゃんから「今何キロ?」とLINEが来た。17kmの看板が見えた。
すると留守番中のめろすから「あとたった4キロ!」と返信があった。その文字に目が覚めた。歩きもしたがゴールを目指した。
制限時間を過ぎてもゴールは封鎖されていなかった。ぞろぞろと会場を後にするランナー達とすれ違いながらよろよろ走った。「あともう少しだよ!」「ガンバレ!」。今の私に熱い声援はもったいない気がした。次回は練習して臨もう。
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