Archive for the 'おばあちゃんファーム' Category

おばあちゃんファーム ’16秋 泥棒

今年のOBFは受難続き。どの季節でも几帳面に畝を整備して全面を使い切っていたのに後ろ半分は雑草が生え放題。おばあちゃん曰く、たまねぎを泥棒に盗まれて(!)野菜を育てるのが「やだくなっちゃった」そう。逃げ道にたまねぎが落ちていたんだって。確かに最近は野菜が高いけどさ。 その代わり今年は柿が豊作でおばあちゃんは嬉しそう。果実の重みで枝がしなって地面すれすれまで実がついています。今後は果樹の割合を増やそうと思っているみたい。泥棒騒ぎをきっかけにしてフルーツファームの構想がみえてきたのです。


おばあちゃんファーム ’16盆 嘆き

几帳面な性格のおばあちゃんは畑の管理もきっちりしたいタイプ。しかし今のOBFはかつてないほどワイルドな状態です。畑の後方にあった十六ささげの支柱が強風で倒壊、立てなおすと実が傷つくとそのままにしていたら雑草がはびこり、どこに何が植わっているのかもわからない有り様に。 連日の猛暑、畑仕事はほどほどにしてほしい気持ちもあって孫は安心してもいます。雑草抜きなんぞ始めたら日暮れまで没頭するのだから。「はあ(畑なんか)やめるだえ」と無秩序を嘆くおばあちゃんですが、元気なうちはやめっこないだで。


おばあちゃんファーム ’16初夏 始動

今年のゴールデンウィークは(平日が間にあったものの)3連休が2回あったので前半は静岡に帰省しました。今は家庭菜園界が活気づく作付けシーズン。冬の間も丹念に耕し続けたOBFの土はふかふかに仕上がっていてスタンバイオーケーです。 農園主のおばあちゃんは「やることンいいっぱいあるだえ!」と家と畑をせわしなく往復。この日は朝5時から雑草を抜きまくり、こさえたスペースにネギと唐辛子の苗を植えていました。葉を巻くキャベツ、しゅるしゅるつるを伸ばすえんどう豆。成長の音が聞こえてきそうな初夏の畑です。


おばあちゃんファーム ’15冬 実感

祖父の法事で週末は静岡に帰省。今年は家族の用事が続き帰省が多い年となりました。OBFを訪れる回数も増え、2か月前の畑を思い出してみれば確かな成長を実感します。この秋たくさん実をつけた柿とみかんの木も今は裸になっていました。 小さな苗だった大根は収穫期を迎えていました。スーツケースに横たえて東京に持ち帰りその日のうちにおでんの具になりました。ぴんぴん茂った葉で菜めしも作ろう(スーパーで買う大根は葉が落とされていてさみしい)。旬の野菜は買っても安いけど手をかけて育てるのが楽しいんだって。


おばあちゃんファーム ’15秋 冬支度

父親の手術に立会うため9月末に帰省しました。今日無事に退院できましたが、入院中はおばあちゃんも電車で30分かかる静岡市の病院に通っていました。気忙しい日々だったでしょうが、いつもの畑仕事が気持ちを落ち着かせてくれたのかも。 鬱蒼とした夏の畑が終わりOBFは早くも冬の準備にかかっていました。ほうれんそうと大根の種をまいたばかりだと言い、今日はえんどう豆をやるとくわを振り下ろしています。畝がきれいにできていると褒めると「自分流でやっただえ」と得意。冬野菜が並ぶ年末の畑が今から楽しみです。


おばあちゃんファーム ’15啓蟄(けいちつ)

1月に90歳になったおばあちゃんの卒寿(そつじゅ)祝いのため、週末は静岡に帰省した。浜松湖畔の旅館でおいしいものを動けなくなるくらい食べてしまった。月曜日は有給休暇をとって実家でゆっくり。春目前のOBFの見回りをしなくては。 大根の地上に出ていた部分に鳥のつつき跡があった。無農薬のOBFは動物にも人気のようす。炒め物に加えたら想定外にハマったセロリと、わさわさに繁った水菜も収穫。翌日、野菜が詰まった宅配便が井の頭に到着した。根元のピンクがかわいらしいほうれん草はさっとゆがいて胡麻和えに。


おばあちゃんファーム ’15正月 四季

冬のOBFはひっそりしているように見える。でも乾いて白けた土の下で野菜たちは静かに息している。正月の畑ではセロリが際立って元気だった。ゆさゆさ揺れる葉にみずみずしく太い茎。おばあちゃんは古い包丁で茎をしゅぱっとかき切った。 実はおばあちゃん、セロリを持て余していた。たしかにセロリは買うことが少ない。レシピに忠実に作るカレーのときに買うくらい。せっかくなので採れたてを斜め薄切りにしてごま油や塩昆布で浅漬けを作ったら気に入ってくれた。今年もOBFに季節がめぐる。四季の実りがここで見られる。


おばあちゃんファーム ’14盆 活力

不採用の電話があったのは帰省の準備をしていた時だった。力が抜け崩れ落ちた。仕事が決まっていない状態で帰るのは気が引けたが気分転換が必要だった。土産を買って東海道新幹線に乗る。到着は夜だったので朝を待ってOBFを見に行った。 夏の収穫は大方終わり不恰好なものや干からびた野菜がぶら下がっているだけだった。なのにその四角い土地からはいつも以上に生命力が感じられた。小さな畑は季節を丸ごと現しながら移り変わる。つるを伸ばしたり虫に食われたりして夏の作物を出し切った。枯れかかった茎が力強かった。


おばあちゃんファーム ’14新春 重機

後方の空き地にショベルカーが停めてある。つ、ついに重機を導入か!? 驚きの声をあげるとおばあちゃんは「違うわえ」と笑った。とはいえ区間貸しも始めちゃってOBFは活気づいてる。畑の手入れ中のご近所さんに遭遇することもしばしば。 夏の畑の写真を見れば四季の移り変わりが感じられた。初夏に収穫する玉ねぎがひっそりと冬の土に植わってた。食卓に欠かせない野菜が採れるのは便利だけど、それも日々の世話があってこそ。おばちゃんは今年育てる野菜を思案中。孫は帰省ごとに見られる畑の変化を楽しみにしています。


おばあちゃんファーム ’13冬 共有

今年も関西から親戚一家がやってきた。この3日間、誰よりもオバのiPhoneが頻繁に通知音を響かせている。地元のテニス仲間とFacebookを楽しんでいるようで通知回数は会うたび増加中だ。静岡ならではのネタを見つければ「お写真撮らな」とすかさずカメラを起動するジャーナリズム。 OBFで野菜を収穫するというので靴を履いていると「行かな行かな」とオバが駆けてきた。白く渇いた土から大根を引き抜きブロッコリーの茎を包丁で切る。全シーン、いちいち撮影会。おばあちゃんの野菜はたくさんのいいね! をもらったみたい。