片付け中にFM10と再会した。Nikonのフィルム一眼レフで浪人時代に購入したファーストカメラだ。フィルム一眼が続々と生産中止となる中、最後まで残っているマニュアル機でもある。
あの頃はFM10といつも一緒だった。学ぶ時も遊ぶ時も常にそこにあったし、肩掛けして出掛けては風景を撮った。大学の時F3を買って出番がなくなるまで使い倒した。キズが多く買取額は500円だった。でも自分で廃品にするよりずっといい。大事なのはカメラではない。この部屋に何十冊もあるアルバムの、あの時代の写真が大切なのだ。
笑いと売却の写～FM10編 – デイ・バイ・デイ
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