はじめての認知療法/大野裕

認知療法とは、ものの受け取り方(認知)に注目して気持ちや行動をコントロールする治療法のこと。例えば水の半分入ったコップを見て、「まだ半分ある」と思うのか「もう半分しかない」と思うのか。ストレスが強くなると自分に不利な認知に偏り、落ち着いて問題に対処できなくなる。

休職後は認知療法がカウンセリングの主軸となったが、自分だけが治療に精を出さなくてはならないことに強い抵抗を感じていた。ずっと。しかしこの本で知った「スキーマ」の概念は今後の治療態度を変えるインパクトがあった《→Amazon》


4 comments on “はじめての認知療法/大野裕Add yours →

  1. これを書いているときに、
    私が、くだらないメールを送ったのね(笑)!

    認知療法については、自分でできるものとか、家で手軽に読めるものもたくさんでているので、他のものも読んでみるのお勧めです!

  2. >ちんみん氏
    確かにこれを書いていたけど、メール・電話はいつでも歓迎だよ(笑)

    ところで昨日はカウンセリングだったんだけど、臨床心理氏にこの本の感想を尋ねられて盛り上がってしまった。
    クライアント側の意見を聞く機会はないと言ってたし、こっちとしても別枠で時間を取って話してみたいくらい。
    あと、シートの書き方が上達していると言われた!
    治療の効果を高めたいし読んでよかった。
    今、受診している人は読んで損はないと思う。
    ※スキーマ編は今推敲していますので、少々お待ち下さい。

  3. 親友も臨床心理士なのです。
    何気ない会話の中で視点を変えるきっかけをくれたりするのは、職業柄なのかな。

  4. >なりたさん
    視点を変えることは難しいですよね。
    でも、もうひとつ視点を持てるなんてラッキーですよね。
    特にそれが大事な人によってのものなら。
    自分だけで決めつけずに、どんな意見もまずは拒まずに・・・、そうありたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。