テリブル35(Terrible thirty-five)

桃熊とちんみん邸に行ったとき、桃「ああ、テリブルツーね」ち「そう、テリブルツー」と知らない言葉混じりの自然な会話が目の前にあって(その格好いい呼び名、アンファンテリボゥ的な! もしや恐るべき二歳児の意!)と心がどよめいた。

桃熊が言うと英語圏で使う洒落た慣用句に聞こえるが、育児界隈では「“いやいや期” に入った手に負えない二歳児」という意味で使われるらしい。子どもには理屈が通じないから大変そうだと想像するに過ぎないけれど、理屈がわかってこそ解決できない諸問題もあるワアと思う35歳児である。


6 comments on “テリブル35(Terrible thirty-five)Add yours →

  1. 魔の2歳児と言う言葉、英語圏でも使われていると知ったときは衝撃だったわ。きっと、英語圏から入ってきた翻訳語だろうね。
    たしかに、テリブル35だ」。家の親の口癖は、「かわいいのは、いまだけだ、大きくなるとこうなる」と言って、いつも私のほうを指さします・・・。

  2. >ちんみん氏
    ではあの時は、それぞれに驚きがあったということ!
    (桃熊は国内外の共通語だったことに驚いただろうか?)
    子育てのほとんど全てが珍しく、初めて父親になった男性以上に知識がない。
    親の言葉は今が一番かわいいと感じられる喜びと幸せに溢れているお言葉だね。
    でも今のちんみんも充分かわいいと思うよ。
    テリブル35をサヴァイブせにゃ。

  3. 中二病は日本が発祥の地でしょうか。それぞれの大きな変化ある年齢にはいろいろ名前があるかもね。 話は変わりますが、英語ネーミングセンスの良さに軽い身震いをすることがあるよ。お気に入りはgang of four (文革四人組)と American nightmare (タリバンの指名手配のある人につけられてたニックネーム)。 terrible-35もいいね!

  4. >pinkbear氏
    「中二病」は秀逸な言葉だよね、唸る。
    そして学生(特に大学生)時代にその言葉が無かったことに安堵する。
    だってあの頃にその言葉があったら、大抵の言動はそれで片付けられていた。
    例えば街中を裸足で歩いたりさ。なんたる中二!

    Terrible35を気に入ってくれてありがとう!(「Catch=22」みたいだね)
    少し前なら「トレンチコート・マフィア」、最近なら「アラブの春」にぞくっときました。

  5. 子育てに知識がないのはお母さんもおんなじだよ~。
    当事者になって知ることってほんとに多いよね。

    子育て用語だと、小1の壁、小4の壁、という言葉もあるよ。
    働くお母さんが、保育園がなくなって、
    お迎えがまにあわなくなるので働くのが難しくなる現象を
    表した言葉です。

    この間、産婦人科医と助産師さんが、わたしのおっぱいをみて、
    「ニュウジュウがシンシュツしているね」といってた。

    乳汁が浸出している=おっぱいが染み出てる
    って変換するのに時間がかかったよ。
    専門用語とか業界用語も、似たものがあるよね。

  6. >ちんみん氏
    ちんみんのおっぱいがどこに進出するのかと思ったら、染みる方だったのか。
    メディア系だと「台割(印刷物の構成表)」とか「シズル(特に食べ物がみずみずしいこと)」とかあるよ。
    仕事から離れてるとそういうのって少し笑ってしまうんだけど。ハハ
    言葉って面白いね。
    そのコミュニティの人は普通に使っている、それが自分も含めてっていうところが。

    ところで復職の手続きを始めた今、書類関係にあたふたしているよ。
    もし心因性のなにがしで休職する人、またはお知り合いが居たら少しは役に立てそうです。
    ここ最近、後出しで言われたこともいくつかあって、最初に確認していればと後悔することもあるけど知らなければできないものね。

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