夏に近づく

仕事を終えて外に出たらまだ空が明るい。いつも真っ黒だった空が明るみの残る紺色になった。最近は朝晩通る渋谷駅東口の仮設トイレからし尿のくさい臭いが漂うようになった。トイレの下から漏れ出た液体がアスファルトを濡らして不気味。

自宅のベランダから見える玉川上水沿いの木々に若葉が繁って向こう側が見えなくなった。落葉した冬の間は向こう側(環状八号線のあたり)が透けて見えた。何十回も繰り返しているのに寒い季節に夏を想像できないのはなぜだろう。夏は得意じゃないけれど夏に近づいていく今はいい気分。


2 comments on “夏に近づくAdd yours →

  1. 私もこの時期の過ごしやすい気候がとても好きです。
    (花粉症にかかったことがないからかもしれません)

    渋谷駅周辺開発の移り変わりを日々目撃しているんですね。
    数年後の完成時だけでなく、孫の代まで大いに自慢できることかと思います!

  2. 渋谷の再開発にピンときていなかったんですが、そういわれると貴重な気がしてきました!
    今朝、毎日前を通る工事現場の上空を見たら高ーいビルになっていて驚きました(幕がしてありました)。
    気づかないうちに着々と景観は変わっていくんですね。

    と、今調べてみたら「渋谷の将来予想図」というのがありました。
    http://re-shibuya.jp/page/future/

    毎日この図の中を右へ左へと横切っていたようです。
    くさいトイレのところは東棟になるんだ。へえ。

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