転活週報二〇一八・完(Week10)

井の頭公園のあじさいが見頃。(駅側から)池の橋を渡って左に曲がり約100メートル先があじさいスポット。

■応募0 ■書類通過0 ■面接0 ■不採用1 ■内定1(内々定1)

メーカーA社から内定を貰った。火曜の午前中、皆が業務に集中するしんとした空気の中、エージェントから《内定通知書のご連絡》という件名のメールが届いた。興奮と安堵で呼吸がゆっくりになった。空調の冷気が直撃する寒い自席で、人知れず。合否連絡は金曜と聞いていたので不意を打たれた。

その日のうちにスポーツアパレルのB社に連絡した。シューショク用語でいう内々定が出ているものの、2度目に訪ねた際にも条件の提示がなく信頼感はやや低下していた。これは直接社長とやり取りする難しさである(ちなみに組織がないので人事部もない)。A社内定とその条件を伝え、提示してもらった年収額は現職と同じくらいだった。

マーケティングという業種の大項目は同じでも、入社後のワークスタイルは両社でずいぶん違うと思う。だから内定が出る前から、どちらが自分に良いのか悩んでいた。最終的にいくつかの理由でA社を選んだ。B社に辞退のメールをすると、社長から『迷ったら大手です』と返信があった。いや、御社に行こうと思っていた時期もあったんです。本当に。


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