
作業中は頻繁に私の席にデザインを見せにくる。「……なんかダサいな」「やっぱそうですよねわたしも思いましたどこが悪いんですかね!」「SJよ、逆ギレか」「わかんなくなっちゃいましたもう。。」の問答で周りから笑いが起きる。
ともあれ。私はいつも「その情報に触れる人にどんな気持ちになって欲しいか」を話すようにしていた。好まれる色合いや押されやすいCTAを模索するうちに、SJは “清潔感があって売れそうな” デザインを(時々)上げるようになった。売上も右肩上がりに伸びた。我々は部署の壁を実績で崩して名コンビになった。
そのSJも来月退職する。職務経歴書を代筆したのはここだけの話だけど、希望を叶えられそうな企業に出会えたようだ。面接官は以前から弊社のコンテンツを見ていたらしく「面接でデザインほめられました!」と小鼻を膨らませていた。
先日の送別会では「タソさんとの仕事はいつもほんとうに…楽じぐでぇ……グェ!」と嗚咽しながら贈る言葉をくれた。家が近所なので井の頭線で一緒に帰った。週末、吉祥寺のドラッグストアで私とSJの転職先の商品が隣り合っているのを見て、その写真をLINEで送った。

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