すがすがしい感慨

道路はアスファルトで、駅の構内は硬い材質のフロアー。エレベーター、エスカレーター、カーペット敷きのオフィス。日常生活で土を踏んで歩くことがないのです。都会の中心に住んでいるわけでもないのに、毎日の行動範囲に土が無い。

植物の写真を見ると、それが植わっている地面を想像します。雨水を吸い込んだ黒い土の匂いや、葉を揺らす風を想像します。
気がつくと、植物の写真はこれまでと違う感情を自分にもたらすものになっていました。


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