泥も浮かぶみず

今週は2度区営プールに行った。今日は自律訓練の水中運動療法でまた水に入る。ひとりで泳ぐ時は平泳ぎ5、クロール3、ウォーキング2くらいの比率になる。金欠の中無理して買った水着が無駄にならなくてほっとしている。新しい習慣。

走るのと違って泳ぎながら考え事をするのは難しかった。だけどその方が都合が良い。区営プールに複雑なあれこれを持ち込む必要は、多分全然ない。今後の生活の確かな希望を信じても、時々泥みたいな気分になるよ。行き帰りの散歩と肉体の疲労を手に入れて、帰って居眠りをしたいだけ。


2 comments on “泥も浮かぶみずAdd yours →

  1. 村上春樹氏は、嫌なことがあったときはいつもより1〜2キロ多く走るんだって。
    「その分余計なことを考えないで済むし、ちょっとだけ強くなる」っていうようなことが『ひとつ、村上さんでやってみるか』のどこかに書いてありました。
    正しく引用しようと思ってどのページだったかを探したんだけど、なにしろ膨大な質問の数ゆえ探せませんでした。ゴメンちょ。

    水着が無駄にならないだけじゃなくて、きっとtasoちゃんもちょっと強くなってるはずだよ。

  2. >あきC
    そこ、覚えてるよ!
    (ページ探してくれてありがとう)
    自分の身体に負荷をかけて負の感情を抹殺するのは高度な技だと思う。
    紛らわせるだけはなくて、嫌なことが二度と気を煩わせないようになるなら。
    春樹氏はそこまでいってそうだけども。

    「高度な技」だ、なんて書いたのは自律訓練療法に接しているから思うことかもしれない。
    でも単に嫌な気持ちをその時の自分から引きはがすことが必要な時もあるよね。
    本当は少しずつでいいから強さを身につけたいのだけど・・・、今のところ水泳に行くという解消法がひとつ増えたのはいいことだと思ってます。

    悪くない兆候だ。

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