今月の1枚・2012年8月

■ エピソード / 星野源
正直にいうと星野源を避けていたふしがあった。彼の音楽になんとなく「ぼく」と「あなた」のいる風景を感じ、単身者向けの音楽じゃないような決めつけがあった。(書いていて恥ずかしい)

ある時「星野源の話」になり、一人が「あのビデオいいよね」と言いもう一人も頷いた。家に帰って公式サイトのビデオを古い順に観たら泣きすぎてむせた。人の営みの全部が並列で、歌はどれも正直なひとりごとのように聴こえた。『くだらないの中に』は日常を拾い上げたかのような名曲。


2 comments on “今月の1枚・2012年8月Add yours →

  1. 私もtasoに聴かせてもらって星野源にはまったよ。私は声が好きだな。
    『くだらないの中に』は本当にいい。泣かすんじゃね〜!って感じで(笑

  2. >ファーファ
    前は自分の歌声が嫌いだったらしい(とインタビューで読んだ)けど、声も歌い方にも感情がこもり過ぎていなくて絶妙な加減だと思う。
    あの歌い方だからさらに歌詞のシーンが際立って良曲になっている気もするなぁ。
    特に『くだらないの中に』は無邪気な情景が浮かんでそれがたまんないよね。
    (まぁ・・・とにかく音楽を聴く気持ちになれたのはお互いよかったと思うよ!)

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