ライアン・マッギンレー「Animals」展@8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery

彼は若くして(ナン・ゴールディンらと同列に語られるほどに)成功したニューヨークの同世代の写真家。ファンになってから何年経つか。知名度のわりに国内での個展開催はなく、作品を観たい、体験したいと歯痒い気持ちで過ごしてきた。

「Animals」展は裸のモデルに動物を絡ませた最新のシリーズ。撮影時についたモデルの生傷はプリントでわざと強調したという。他者と関係すれば血が滲むことだってある。スタジオ撮影ならではの作り込みを感じるものの、ポーズや表情にはマッギンレー式の抜けのある演出が効いていた。


2 comments on “ライアン・マッギンレー「Animals」展@8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama GalleryAdd yours →

  1. ライアン…を知ったのはTaso氏から。カメラの性能がいい今の時代はなんとなくそれらしいものがつくれてしまうけど、やっぱり全然違うなっ。私もちゃんと自分の目で作品を見てみたい。

  2. >pinkbear氏
    初めて作品を観たときは文字通り目を奪われたね。雑誌「Esquire」の表紙になってて。
    今確認したら2005年2月号だったから随分前になるんだな。
    ハズしのセンスが現代的で都会的だと思う。スタジオのバックスクリーンの色の選択もさえてる。
    (このあと別ギャラリーの同時開催展についても書かせていただきます)

    今回、後悔しているのは撮影会イベントに参加できなかったこと!
    http://www.goliga.com/ryan/
    知ったときには日にちが過ぎてて、情報をキャッチできなかった自分が悔しい。
    「マッギンレーがiPhoneで撮影」ってのも彼っぽいと思った。

    ※ところで君は見慣れないmonsterに変身したみたいだけど(笑)メールアドレス変えた?

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