ライアン・マッギンレー「Reach Out, I’m Right Here」展@小山登美夫ギャラリー

国内初の個展は二つのギャラリーでの同時開催。渋谷から半蔵門線に乗り清澄白河へああ忙しい(嬉)。清澄のギャラリーでは2007年の大陸横断旅行の作品が並ぶ。マッギンレーといえばこれ。仲間達とのロードトリップ・シリーズが浮かぶ。

裸の若者たちは自然の中に放たれて、草原を駆け木の枝を這う。その姿はときに「幻想的」や「無邪気」という言葉を超えたあやうさを漂わせる。(いうならば夢遊病的なものを)マッギンレーの演出と撮影技法は新しい写真世界を示した。映像とも絵画とも演劇とも形容したくなるような。


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