眺めのない店デイ・バイ・デイ 通り沿いのコーヒーショップは客の顔の高さにフィルムが貼られている。通りに向かって座りはするが、外から顔が見えるのをよく思わない人が増えたのだろうか。少なくともこの店では、道ゆく人を眺めながらお喋りすることはできない。 このコーヒーショップには勉強する学生や、本や新聞を読む人が目立つ。店はコーヒーだけでなく集中も提供しなくてはならなかった。そして目線フィルムが窓の外の景色を不自然に分断した。街のありようをぼんやり眺めることがなくなれば、人はセンチメンタルから離れていく気がする。 Tweet 続けて読みたい: 関連記事が見つかりません(ブラウザのリロードをお試しください) 2012/10/12 タソ 0 comments on “眺めのない店”Add yours → コメントを残す コメントをキャンセル メールアドレスが公開されることはありません。コメント 名前 メール サイト コメントの返信をメールで受け取る
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