印画紙の面に無はない。色が乗っていないように見えてもそこには何かの像が写っている。一方、単色刷りのシルクスクリーンにはむき出しのカンバスの無が残る。奥行きや空気も排除される。写真を像ととらえれば両者は似て非なるものだ。
しかしここには全てシルクスクリーンプリントの33点の大型作品。写真の濃淡はドット状の粒が表していた。ウォーホルが写った作品があったのは面白い現象だった。彼が載っていた印刷物を日本の写真家が撮影し、のちに刷り台に乗せた。複製に次ぐ複製が複製のスターを新宿に招いたんだ。
印画紙の面に無はない。色が乗っていないように見えてもそこには何かの像が写っている。一方、単色刷りのシルクスクリーンにはむき出しのカンバスの無が残る。奥行きや空気も排除される。写真を像ととらえれば両者は似て非なるものだ。
しかしここには全てシルクスクリーンプリントの33点の大型作品。写真の濃淡はドット状の粒が表していた。ウォーホルが写った作品があったのは面白い現象だった。彼が載っていた印刷物を日本の写真家が撮影し、のちに刷り台に乗せた。複製に次ぐ複製が複製のスターを新宿に招いたんだ。
んで、どうだった?まだ、彼は生きてた?
>ひろ氏
純然たるALIVEだね!
技巧的なことをいえば写真加工は賛否あるかもしれないが、あの空間はセットク力があった。
ただただ格好良かったんだよ。東京に来たら見てってよ。
『印刷紙の面には無がない』に、グッと持っていかれました。好きだなぁ。
>なりたさん
シルクスクリーンと写真は印象は似てますよね。大量に刷れるところとか。
こう考えたら全然違うものですが、それぞれに魅力があります。
森山氏は元々グラフィックデザイナーなのでどっちも理解してやってるんだろうな。
会場の作り方も格好良かったです。