大学生の時、町田に住んでいた盟友C氏の部屋を訪ねた。あの日、タハラとかいうCDショップでナンバーガールの新譜『Destruction Baby』を買った。部屋に戻りC氏が再生ボタンを押す。二人でラジカセに覆いかぶさるように聴いた。あまりの格好良さににやけ、のけぞり小突きあった。
あるミュージシャンはリリースの告知のたびに「いいと思ったら友達にも教えてあげて」と言う。その言葉はこのアタマの中であの時の興奮に直結している。1999年の我々はまだ22才で、いいねボタンもシェア文化も遙か未来の話だった。
あの、町田にあったジョルナの上にあったTAHARAは、
店員さんに、たぶんすっごく熱い人がいたんだろうと思われるけど、
視聴コーナーに、超マイナーなCDが紹介されてたり、
インディーズの曲ががんがん店内に流れていたりと、
すごい熱い店だったよ。
今はなくなってるんだよね。最近行ってないけどどうなっているんだろう?
あの店で、多くの刺激的な音楽に出会いました。なつかしー。
Number Girl 買ったときのことも覚えています!
あれは、ほんと、衝撃でした!
90年代の音楽シーンって、今考えても、熱かったよね。
私たちも、若かった!
>ちんみん氏
あの頃の初期ナンバーガールが待ちのCD屋にあった、ということからしてもTAHARAのすごさは伝わるよ。
ていうか「TAHARA」とアルファベット表記に直されたことに愛を感じました。
ああ君はTAHARAがあった町田に住んだばっかりに一層マニア度を深めていったんだね・・・ハハハ
驚くのは90年代のあとにあった00年代がもう過ぎていることだよ。今は10年代だもんね。
あの頃はYouTubeもFacebookもtwitterもなくて、今みたいに簡単にシェアできなかったけど、こういう「共有」があったよね。
今はYouTubeのリンク貼って「いいね!」を押してもらえるけど、顔を付き合わせるような興奮ってなくなったと思う。
だから「友達に教えてあげて」っていう、古く聞こえる言い方が好きです。
実際このあと下北沢シェルターにチケット取りに並んだよね。(懐)
ナンバーガールのあの赤いジャケットをよく覚えてる。
4曲ともけだるいマキシシングルだったな。