かつてのプハァンは今も

臭う。顔をゆっくり左右させ顔面をレーダーのようにし臭いの元を探る間に、臭いに懐かしさが付随してきてそれがなにか思い出した。これは本が吸った煙草の臭い。この間友人と話題にした本を棚から出してキーボードの横に置いたのだった。

禁煙してもうすぐ一年が経つ。嘘みたいに一本も吸っていない。先週の解雇通告にはさすがにジボージキ、友人の煙草に手を伸ばすも払いのけられ喫煙未遂となったあの夜の事件を告白しよう。とにかく名文と煙草の相性は抜群であって、煙で燻された古い本たちは今もプハァンと臭いたつ。


4 comments on “かつてのプハァンは今もAdd yours →

  1. もう一年かぁ。すごいね。尊敬します。結局、最後まで吸ってるのは
    私だけ。タバコってすごく時代遅れな感じがします。 私がやめれないのは隠れて吸ってるから、喫煙者だと公言してなくてコソコソしてるからだろうなぁ。

  2. >pinkbear氏
    ヘビースモーカーに加えて休職で更に本数が増えたからね。
    身体のことを考えて・・・というより自己嫌悪が加速したので心のために禁煙しようと思った。
    喫煙は否定しないよ。その効能を知っているから(笑)
    自制が効く程度の喫煙ならいいと思う。
    ストレス低減になるし(たとえプラシーボだとしても)、灰皿がある環境にいたらやめられないと思う!

  3. そんな未遂事件があったとは・・・おそろしや。

  4. >ちんみん氏
    あっさりと書きましたが実は未遂事件がありました。
    今日くらいはいいだろうさすがに! という気持ちだったけど意外に(?)阻止された。
    でもどうしても吸いたくなったら・・・の時に備えていまだに禁煙補助薬も持ち歩いている。
    副作用がきついからね、自制に役立つと思って。

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