腑抜けの一ヶ月

連休明けに退職勧告を食らって一ヶ月が過ぎた。何をしていたのだろう一ヶ月も。非生産的な生活のなんとぶざまなことだろう。それでも日々の残滓《ざんし》を見つめて書いて。ここが無ければこんな生活、触れたいとも思わなかっただろう。

昔の文章に手を入れ出した(会社のロッカーから『用語の手引き』が戻った)。勉強のための本を何冊か買った。出版社に見積もりを出してもらった。改稿は面白いのに真夜中にはかどるものだから、病院で生活習慣の乱れを注意された。無力感に押し流され自己管理の欠落した一ヶ月は続く。


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