村上春樹とイラストレーター展@ちひろ美術館

村上春樹の“小説以外”を27冊一気読みした。村上春樹とイラストレーションは相性が良い。中でも単なる挿絵以上の掛け合いを見せてくれる安西水丸氏のイラストには顔がほころぶ。2014年に逝去され、ふたりの新作はもう見られないけれど。

水丸氏は墨線を描いた紙にフィルムをかぶせ、そこにカラートーンを切り貼りして色を重ねる技法を用いる。ラフな線と着色ずれが特有の洒脱なムードをつくるのだけど、原画を見ればコンマ何ミリの修正が加えられていることがわかる。印刷後には消えてなくなる表現への熱情に励まされた。


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