10,000円の満足

寝過ごし事件以降、アラームをかけて昼寝することを覚えた。職場の若者が「そーゆーときはアラームかけるんです♪」と教えてくれたのだ。私が大学に入学した年にまだ3才だった彼女の言いつけを守って、食堂の机に突っ伏す前にiPhoneのアラームを素早くセットしている。

楽天で買った一万円ちょっとの羽毛布団のおかげで毎晩の入眠は快調だ。派手なバナー、縦に長すぎる商品ページ、レビュー5,000件超、というどこまでも楽天市場的な三拍子に半信半疑だったものの、買い物は大成功だった。「かさ」は高く、ふわっふわに軽く、風呂が沸くまでもぐろうものなら朝まで寝てしまう。

ずっと使っていた無印良品の洗える掛布団はぺらっぺらで、冷え性でもないのに湯たんぽや腹巻きが欠かせなかった。去年は羊毛の敷きパッドまで買った。今年は(就寝前の布団を温める目的で)布団乾燥機を買うつもりでいたのにいい感じに物欲が失せた。今は毛布もいらない。羽毛布団は寝姿をシンプルにするのだな。


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