ハクの命日3回め

ハク、お前が死んで3年経った。まだ同じ部屋に住んでるし、残念なことに結婚もしてない。新しい職場でうまくやれないことがあって、今は会社を休んで猫並みに暇な生活をしてるよ。ウソ、猫よりは忙しい。あと煙草をやめたよ。そうだな・・・たった3年でも年は一緒にとりたかったね。

盆に実家の墓参りに行った時、小さなかつお節のパックを供えた。帰り際に骨壷が入っているあたりを撫でた。床を歩く爪の音が近付いてきて顔に向かってニャアという。今でも静かな部屋で目を閉じているとお前の気配を感じることがあるよ。


4 comments on “ハクの命日3回めAdd yours →

  1. もう3年、まだ3年。。
    私たちの会話にはパックンの話は普通に出てくるし、いる時となんら変わらないよね。一人の時はきっと、パックンの気配を感じたりしてるんだろう、とは感じていた。

    白くて何をされても抵抗しないパックン。
    餡子を頬張ってる顔とか、コップに顔突っ込んでヤギみたいになっちゃったりとか、面白いやつだったなぁ。これからも普通にパックンは登場してくるでしょう。

  2. >ファーファ
    コメントありがとう。誰からも反応がなかったらさみしいと思ってた(笑)

    生き物は全て、ただ死んでいくのではなくて生きているものに色んな想いを残してくね。
    ただ猫が一匹居なくなったのではなくて、ハクのいた場所が欠けてそこが二度と埋まらなくなるということだよ。
    たとえそれが猫であっても、関係なく。
    3年経ってもハクの色々を穏やかに思い出せることは、幸せなんだよな。

  3. ハクが亡くなった時期だったと気づいて久々にココにやってきました。

    となると、ここにコメントを残さざるをえないよね。
    直接会えなかったけど、ずっと知っていた子な気がします。

    taso氏がパックンの口の臭さを嬉しそうに話してた事を思い出します。
    このエントリー読んでちょっとキュンとしました。

  4. >サチエ女史
    ハクの命日は8月27日で夏の終わりだったんだよ。
    高円寺でいえば阿波踊りの時期だね。

    あいつはホントに口が臭くてね・・・。って隠してたのに!(笑)
    いろいろと面白いエピソードを残してくれた猫氏だった。

    ハクのことを思い出してくれてありがとう。
    コメント残してくれて嬉しい。通夜の記帳のようなもんだから。
    ハクの入院中にさっちゃんが涙ぐみながら経過を聞いてくれたことは忘れない。

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