パリと国立市と野良猫たち

住宅街はペットボトルまみれだ。電柱の下、狭い(しかし奥様にはとても大切な)花壇の脇、そこここに猫避けのペットボトルが乱立しやんわりと住人の憤怒を感じる。雨風で汚れたそれはみすぼらしく、景観を重んじるパリや国立市には猫避けのペットボトルなんてものはない。と思いたい。

猫避けにはペットボトルの通説でこの街は滑稽な有り様だ。普通サイズに飽き足らず大きな安焼酎のペットボトルを何本もどでん・でんと並べる家もある。猫がそれに鼻を近づけ匂いさえ嗅ぐ姿を見れば「んくくく」と笑え、猫には逃げられた。


2 comments on “パリと国立市と野良猫たちAdd yours →

  1. あれ、最初カラス避けだと思ってたけど猫なんだね。太陽の光で反射してキラキラしたら余計に猫がきそうだけどなぁ。
    確かに日本特有の風景かもね、ほかの土地では見たことないよ。

  2. >pinkbear氏
    ああ、あれカラス避け!? 猫と兼用!?
    ・・・ご存じの方教えてください。
    そしてあれが日本独自の光景だとは知らなかったよ。
    少なくともアジアにはあると思った。
    かかしは西洋にもあるよね。(ミュージカルとかであるもんね?)
    野良猫がどんな悪さをするのか、自分は被害をこうむったことがないからわかんないんだけど
    園芸が趣味の人には深刻な問題なのであるよな。多分。
    おばあちゃんもCD吊してたしね。

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