愛機紹介1台目「RICOH GR DIGITAL III」

時々、カメラは何を使っているのか聞かれるので愛機をご紹介します。とはいえ2台しかないし最新機種でもない! せめてカタログ写真はやめ所有カメラを撮って載せましょう。まずはGR DIGITAL IIIから。3年前の購入記事はこちらです(懐) その日持つ鞄にはほぼGRが入っています。ケースにも入れず、ことあるごとにストラップで引っ張り出される雑な扱いを受けボディも液晶も傷だらけ。リングキャップもいつの間にか紛失。F1.9のレンズで室内にも強く1cmマクロで背景ボケも作れる、カジュアルなオールマイティカメラです。

森山大道「Mesh」展@グッチ新宿

印画紙の面に無はない。色が乗っていないように見えてもそこには何かの像が写っている。一方、単色刷りのシルクスクリーンにはむき出しのカンバスの無が残る。奥行きや空気も排除される。写真を像ととらえれば両者は似て非なるものだ。 しかしここには全てシルクスクリーンプリントの33点の大型作品。写真の濃淡はドット状の粒が表していた。ウォーホルが写った作品があったのは面白い現象だった。彼が載っていた印刷物を日本の写真家が撮影し、のちに刷り台に乗せた。複製に次ぐ複製が複製のスターを新宿に招いたんだ。

森山大道「カラー」@タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム

ざらついた白黒写真で世界的に知られる森山氏が、クリアなカラー作品を発表した。本人が『野良犬の目線』と言う通り、這うような目線は以前と変わらない。街の不完全なほつれや、人の行いの可笑しみは街を這ってこそ記録される。 ところで何度見てもプレスで見た作品がない。実はその作品にそそられていたのだが。ギャラリストの青年に聞くと、彼も初めて気付いた様子でふたりで笑った。プレスに掲載されるのは大抵は展示のカナメの作品だからだ。これが展示「されていない」代表作。写真:(c)Daido Moriyama

森山大道 NAGISA @BLD GALLERY

森山氏は風景を “隠し撮り” し続けてきた写真家。人物が写り込むことはあっても、多くは雑踏の人々や、後ろ姿。だから特定の女性を一年間撮り続けたというNAGISAの試みは異色だった。 女性の風貌と寂しげな風景には昭和リバイバル的な雰囲気があった。しかし同時に、異性を撮ることの難しさも露呈していたように思う。私情が見えないと、単にモチーフとの組み合わせにしか感じられなくなってしまう。自分にとって森山大道の魅力とは、モデルの眼差しではなく他人の目だった。写真:(c)Daido Moriyama

森山大道「記録15号・NewYork」@artdish

神楽坂のartdishで開催されている森山大道氏の写真展に滑り込み。(会期は本日まで!)今年撮影されたばかりのニューヨークのスナップ写真が30点ほど。撮影はデジタルだそうです。銀塩だろうがデジタルだろうがダイドー的エッセンスは健在。選ぶモチーフも質感も、野良犬の目線も。 ギャラリーに併設したカフェレストランでキュレーターの方とお話しさせていただきました。写真や美術についてこんなにじっくりと話したのは久し振りです。2時間ほど話し込んでギャラリー外観を撮り忘れ。写真:(c)Daido Moriyama

今夜教育テレビで

今夜22時から教育テレビで「犬の記憶~森山大道・写真への旅~」が放送されます。なんと90分番組です。とにかく今から楽しみで仕方ありません! ■ ETV特集「犬の記憶~森山大道・写真への旅~」 それにしてもこの件で複数の友人氏からメールをいただきました。こういうのは嬉しいですねぇ。 ありがとう、見逃さずに済みました。

新宿を新宿で

左に写っている彼女は携帯に向かって何度も現在地を叫んでいました。今夜の新宿駅東口の風景です。 ブックファースト→タワーレコードの黄金コース。他にもたくさんお店を回りました。森山大道の写真集、『新宿』を新宿で買った夜です。 いつかウィリアム・クラインの『New York』もNew Yorkで買いたい。